MEDICAL TREATMENT 診療施術
ABOUT施術概要
所要時間 | 15分~30分(採血・注射) |
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施術間隔 | 1ヶ月~3ヶ月間は毎日服薬、半年~1年程度通院 |
PRICE料金
採血 | 11,000円 |
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採血2回目以降 | 8,800円 |
テストステロン補充療法 エナルモン注射125mg | 3,300円 |
テストステロン補充療法 エナルモン注射250mg | 5,500円 |
テストステロン補充療法 テストステロンクリーム1% | 22,000円/1ヶ月分 |
服薬療法 補中益気湯エキス(21包) | 3,850円 |
服薬療法 タダラフィル20mg | 2,200円/1錠 |
服薬療法 クロミッド | 330円/1錠 |
男性更年期・ED治療
男性特有の不調やお悩みを扱う診療を行います。
患者様のプライバシーに配慮しつつ、男性更年期、ED(勃起不全)について問診と採血検査を行い、日本メンズヘルス医学会会員のテストステロン治療認定医が治療を行います。
適切な検査を行い、治療することにより、症状の改善が見込めます。
治療期間
男性更年期は、薬物療法により1ヶ月〜3ヶ月程度で症状の改善が見られることが多いですが、生活習慣の改善も欠かせません。半年〜1年くらいは通院が必要です。
治療のリスクに関して
検査に関しては特にリスクはありませんが、投薬により体調変化・不調が見られた場合は担当医にご相談ください。
各薬剤のリスクに関しては下記の各項目をご覧ください。
エナルモン注射
男性ホルモンの働きが不足している場合に症状を改善する男性ホルモン補充療法の一種です。
男性更年期障害や勃起不全(ED)などの症状の改善を目的としています。
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効果・効能
- • 男性更年期症状の改善
治療期間
- 1回250mgを2~4週間間隔で筋肉注射します。
エナルモン注射の注意事項
- 副作用として、稀に肝機能異常、過敏症状、脱毛、多幸症状、皮膚色調変化がみられることがあります。
また、前立腺癌、心不全、睡眠時無呼吸症候群を悪化させる場合があります。
気になる症状がありましたら、すぐに担当医にご相談ください。
テストステロンクリーム
主に男性のテストステロン不足を補うために使用される外用薬です。これは、テストステロン補充療法(TRT)の一環として、皮膚に塗布することで、体内のテストステロン濃度を正常範囲に戻すことを目的としています。
加齢や特定の病気によってテストステロンのレベルが低下した場合、クリームを使用することで、エネルギーや筋力の回復、性欲の改善などの効果が期待されます。
グローミン軟膏
用法容量:チューブから指先に取り出す長さ:2cm/回
用法:2回/日(朝・晩) 症状改善後は1回/日
塗布部:陰嚢、あご下または腹部等(全体によくすり込む)
治療間隔・頻度:2週間〜1ヶ月を目安に使用し、その後は医師に相談
1UPフォーミュラ
用法容量:チューブから指先に取り出す長さ:2cm/回
用法:1回/日
塗布部:大腿の内側(内また)、上腕の内側
効果・効能
テストステロンクリームの主な効果は、体内のテストステロンレベルを上昇させることで、次のような改善が期待されます。
• 性欲や性的機能の向上:性欲低下や勃起不全の改善に役立つことがあります。
• 筋力・筋肉量の増加:テストステロンは筋肉の発達を促進し、筋力や体力の向上に寄与します。
• エネルギーや活力の向上:疲労感や無気力感の改善が見られることがあります。
• 骨密度の維持:テストステロンは骨の健康にも関与しており、骨粗鬆症のリスク軽減に役立つ場合があります。
•気分の安定:抑うつ症状やイライラの改善が報告されており、精神的な安定感の向上が期待できます。
テストステロンクリームの注意事項
- ■テストステロンクリームにも、副作用が伴う可能性があります。以下は一般的に報告される副作用です。
- 皮膚の刺激:
クリームを塗布した部位にかゆみ、発赤、乾燥などの皮膚トラブルが発生することがあります。 - にきびや皮脂の増加:
テストステロンの影響で、皮脂腺が活性化し、にきびができやすくなることがあります。 - 脱毛や多毛:
頭髪の脱毛や、逆に体毛の増加が報告されることがあります。 - 体重増加:
筋肉の増加や体脂肪の減少に伴う体重変動が見られることがあります。 - 気分の変動:
一部の人では、感情が不安定になりやすく、攻撃的になったり、イライラが増すことがあります。
- 皮膚の刺激:
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■テストステロンクリームを使用する際には、長期的な健康リスクにも注意が必要です。
- 心血管疾患リスクの増加:
テストステロン補充療法は、一部の研究で心臓病や脳卒中のリスクをわずかに高める可能性が指摘されています。特に高齢者や心臓病の既往歴がある人は注意が必要です。 - 前立腺肥大・前立腺がんリスク:
テストステロンは前立腺の成長を促すため、前立腺肥大や、既存の前立腺がんの進行リスクが懸念されています。定期的な前立腺検査が推奨されます。 - 不妊症:
テストステロン外用薬は体内の自然なテストステロン生産を抑制することがあり、精子の生成が減少し、不妊のリスクが生じることがあります。 - 睡眠時無呼吸の悪化:
テストステロン補充療法は、既存の睡眠時無呼吸症候群を悪化させる可能性があります。 - 女性や子供への影響:
クリームが他者に触れると、女性や子供がテストステロンにさらされる危険があります。特に女性や子供では、体毛の増加や性器の変化などの有害な影響が出る可能性があるため、塗布後はしっかりと手を洗い、クリームが他者に触れないように注意が必要です。
- 心血管疾患リスクの増加:
補中益気湯エキス
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)エキスは、漢方薬の一種で、体力が衰えた人や虚弱体質の人に用いられることが多い処方です。主に、消化機能を改善し、疲労や倦怠感を軽減する目的で使用されます。
この漢方薬は、気(エネルギー)の不足を補い、体力を回復させるとされ、胃腸の不調や免疫力の低下に対しても効果が期待されています。
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効果・効能
- • 疲労や倦怠感の改善:身体のだるさ、慢性的な疲労感、集中力の低下などに対して効果があるとされています。特に、体力が落ちている状態や、過労による疲労回復に役立ちます。
• 胃腸機能の改善:胃腸が弱く、食欲不振や下痢、消化不良に悩んでいる人に使用されます。胃腸の機能を高め、消化吸収を助ける働きがあります。
• 免疫力の向上:気を補うことで、身体全体の抵抗力が高まり、風邪をひきやすい体質の改善が期待されます。
• めまいや立ちくらみの改善:気が不足しているとされる状態、つまり「気虚(ききょ)」に伴うめまいや立ちくらみに対しても、補中益気湯は有効とされています。
• 術後や病後の体力回復:手術後や病気からの回復期に、体力を補うために処方されることが多いです。特に、長期間にわたって体力が落ちている場合に効果的です。
治療期間
- 2.5gを1日3回、各食間(または各食前)に服用します。
2〜3ヶ月服用して症状を見ながら継続・中止を医師が判断します。
補中益気湯エキスの注意事項
- ■漢方薬は比較的副作用が少ないとされていますが、補中益気湯も副作用が全くないわけではありません。特に、体質や使用量によっては以下のような副作用が現れることがあります。
- 胃の不快感:
胃が重く感じたり、胃のむかつきが生じることがあります。特に、胃腸が過敏な人には注意が必要です。 - 食欲不振や下痢:
稀に、補中益気湯が胃腸に負担をかけてしまい、食欲不振や下痢を引き起こすことがあります。 - 発疹やかゆみ:
漢方薬に含まれる成分に対するアレルギー反応として、皮膚に発疹やかゆみが生じることがあります。アレルギー症状が出た場合は、使用を中止し医師に相談することが推奨されます。 - 動悸や不整脈:
心臓に影響を与える可能性があり、動悸や不整脈が現れることが稀に報告されています。この場合も、すぐに医師に相談することが重要です。
■補中益気湯は、比較的安全な漢方薬とされていますが、使用には以下の点に注意する必要があります。
- 体質による適応の違い:
補中益気湯は「気虚」や「脾虚」といった体力が低下した状態に対して有効ですが、元々体力があり、むしろ「実証」(体力が充実している)と考えられる人には合わない場合があります。逆に体に熱がこもったり、胃腸が弱まる可能性があります。 - 長期間の使用:
長期使用によって、体が漢方薬に依存することは少ないとされますが、医師や薬剤師の指導のもとで適切な期間での使用が推奨されます。 - 併用薬との相互作用:
補中益気湯は他の薬と併用しても比較的安全ですが、特定の西洋薬と相互作用が起こることがあります。特に、免疫抑制剤や強力な消化器薬を使用している場合、補中益気湯との併用には注意が必要です。使用前に医師や薬剤師に相談することが重要です。
- 胃の不快感:
タダラフィル
ED(勃起不全)治療薬として広く使われている薬で、シアリスという商品名で知られています。他にも肺動脈性肺高血圧症(PAH)の治療や前立腺肥大症(BPH)の症状改善にも使われることがあります。タダラフィルは、血管を広げ、血流を改善することで効果を発揮します。
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効果・効能
- • 勃起不全(ED)の治療:性的刺激を受けた際に陰茎の血流を増加させ、勃起を促進します。効果の持続時間が長く、24~36時間効果が続くため、他のED薬(バイアグラなど)に比べ、より柔軟に性行為のタイミングを計画することが可能です。
• 前立腺肥大症(BPH)の改善:5mg錠を使って、前立腺肥大による排尿困難や頻尿といった症状を緩和します。前立腺や膀胱の筋肉をリラックスさせ、尿の流れを改善することでBPHの症状を軽減します。
治療期間
- 10mg錠を性行為1時間前に服用します。(効果を見ながら5mg錠、20mg錠も考慮)
タダラフィルの注意事項
- ■タダラフィルの副作用は、一般的なものから稀なものまで様々です。下記は主な副作用として知られています。
- 頭痛:
最も一般的な副作用で、タダラフィルを服用した多くの人に見られます。
- 消化不良や胃部不快感:
胃がむかむかしたり、胸やけのような症状が現れることがあります。
- 顔のほてり:
血管が拡張することによって、顔が赤くなることがあります。
- 鼻づまり:
血管の拡張により、鼻づまりや鼻の違和感が生じることがあります。
- 筋肉痛や背中の痛み:
一部の人には、タダラフィル服用後に筋肉痛や背中の痛みが現れることがあります。これらの症状は通常数日で改善します。 - めまい:
血圧が低下することにより、めまいや立ちくらみを感じることがあります。
■タダラフィルの使用には、いくつかの重大なリスクや注意事項があります。
- 心血管系への影響:
タダラフィルは血管を広げて血流を増加させるため、特に心臓病や高血圧の既往歴がある人は、使用前に必ず医師と相談する必要があります。特に、硝酸薬(ニトログリセリンなど)を使用している人は、併用すると急激な血圧低下を引き起こすため、タダラフィルを使用することは禁じられています。 - 視覚障害:
非常に稀ですが、タダラフィルを服用した後に突然の視力低下や失明の報告があります。これは、非動脈性前部虚血性視神経症(NAION)という症状で、特に糖尿病や高血圧などのリスク因子を持つ人に見られる可能性が高いです。 - 長時間の勃起(持続勃起症):
4時間以上続く勃起が生じた場合、緊急の医療措置が必要です。放置すると、永久的な勃起不全を引き起こす可能性があります。 - 低血圧:
血圧が下がるため、特に低血圧の人や降圧剤を使用している人は、めまいや失神のリスクが高まります。タダラフィルを服用後に急に立ち上がったり、激しい運動をすることは避けた方が良いでしょう。 - アルコールとの併用:
タダラフィルとアルコールを併用すると、血圧がさらに低下することがあり、立ちくらみやめまいを引き起こす可能性があります。大量の飲酒は避けるべきです。 - 腎臓や肝臓への影響:
腎機能や肝機能に障害がある人は、タダラフィルの代謝が遅れ、体内に薬が蓄積される可能性があります。これにより、副作用が強く現れることがあるため、適切な投与量を医師と相談する必要があります。
- 頭痛:
クロミッド
男性のホルモン分泌や精子の生成を改善する治療薬として用いられます。本来、女性の排卵誘発剤として開発されましたが、男性のホルモンバランスを調整する効果も認められています。特にED(勃起不全)や男性不妊治療の一環として処方します。
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効果・効能
- • 性腺刺激ホルモン(FSH, LH)の分泌を促進し、ホルモンバランスを改善
• テストステロンの分泌量を増加
• 精子の数や運動率を向上
• EDの改善や性機能低下への対応
治療期間
- 1日1回、決まった時間に服用します。一般的には、1~3ヶ月間の連続服用が推奨される場合が多いですが、担当医が定めた指示に従ってください。
クロミッドの注意事項
稀に重篤な症状が生じる場合もあるため、異常を感じた際には速やかに医師にご相談ください。また、特定の持病や他の薬との相互作用がある場合は、事前に担当医へお知らせください。
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- 頭痛やめまい
- 吐き気や胃の不調
- 視覚異常(一時的なぼやけ)
- ホルモンバランスの変化による感情の起伏
- 頭痛やめまい
このような方におすすめします
- 疲労感や行動力の減退を感じる方
- 憂鬱な気分になりがちな方
- 不安感がある方
- 性的能力の衰えを感じる方
- なんとなく調子が思わしくない方
FLOW施術の流れ
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STEP1問診・血液検査
担当医による問診の後、血液検査と診断を行います。
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STEP2担当医による薬剤の選定・説明
男性更年期と診断された場合は、内服薬、漢方薬、テストステロンホルモン補充療法(注射または外用剤)を開始します。
NOTE注意事項
※保険適応外の自由診療です。
・医師の診察により施術が受けられない場合があります。
・体調に不安のある方は事前にお申し付けください。
・効果には個人差があります。
※その他詳細についてはクリニックにてお問い合わせください。